"Getting started on antibiotic therapy"
from rheumatic.org"
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翻訳者からのお願い
本書は以下のホームページで提供されている"GETTING
STARTED ON ANTIBIOTIC THERAPY"を日本語化した物で,専門家ではない一患者が訳したものですから,誤訳やもれなどがあり得るので原典を読む際の参考文献としてご利用頂くようにお願いいたします。お気付きの事が有りましたらohki@okmicro.co.jp大木までご連絡頂けましたら幸いです。
原典の入手先URL http://rheumatic.org/
日本語訳担当: 大木統雄 1月20日 2000年
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概要--以下の情報は抗生物質療法を開始する際にあなたを補助するために準備されている.
情報は連続した方法で与えられているが,ある程度はその都度参照する事も出来る.
例えば,直ちに電子メールグループに加わることで独学を加速することができる(推奨).
しかしながら,この療法に関してグループから与えられた情報を理解出来る程度まで独学し,分からない事はグループに質問する必要がある.
重要:プロトコルのことを貴方の医師と相談するをする前にプロトコルについて自習するのに十分な時間を取る様留意して下さい。
自ら学ぶ事--この療法で最も重要な過程は,それが何であるのか,それがどういう風に効くのか,だれがそれの利益を得ることを期待できるのか,および開始後あなたにどんな影響を与えるのかを学ぶ事である.
あなたはこの治療が即時に問題を解決するのでない事,完全な回復を得るには,時には数年もかかると認識する事が必須である.
しかしながら,あなたが,数人の医師が彼らの経験から抗生物質プロトコルがこれを行っている患者の最大80%に顕著な改良又は回復を与えていると報告している事を認識する事も同じ様に重要である.
貴方の状態はマイコプラズマ又はL形バクテリアによって引き起こされており,だからこのプロトコルが貴方の為に有効であるという事が前提である.
治療は安全であると言う統計が有るので,効かないのではないかと考えて治療をやらずにおく事よりも,療法を始めて其れから効かないかを試す事が推奨される.
あなたが此れをプレドニゾンやメトソレキセイト,imuranなど有害である事が分かっている治療と比べると,この療法を直ちに始める事で失うものは少なく得るものが多い事に直ぐ気が付く.
どのように自分自身を教育したらいいか? 最も良い単独のソースはヘンリー・スキャメルとトーマス・マクファーソン・ブラウン医博による「Arthritis
Breakthrough」で,ウェブページでふれた本である.
あなたが病気とプロトコルを理解するのが必要な時に,しばしばこの本を読む事が必要である.
さらに病歴,医学の書類,および様々な研究などがウェブページで公開されているので利用できる.
あなたはウェブサイトから医師の為のプロトコルをダウンロードして,それについて博識になる必要がある.
それはあなたとあなたの医師が従う必要がある医療の過程を提供する.
あなたが医師と話す時と,この療法の最初の数ヶ月を過ごす時に励ましを得る為にこの情報を必要とする.
この治療のモットーは2歩後退,3歩前進である.
あなたはおそらく良くなる前に,一時的に悪くなるだろう。この過程についての素晴らしい医学的説明がある.
あなたは,始める前に医学的根拠を理解する必要がある.
リウマチ専門医かそれとも主治医? この療法を処方してもらうのにリウマチ専門医を探す必要はない,勿論この病気についての専門知識を持っている事は利点であるが.
ほとんどの患者が,ホームドクター,内科医,または皮膚科医(しばしば皮膚障害にテトラサイクリンを処方する)がプロトコルによって必要とされる経口の抗生物質を処方することに関して,厭わないだけでなく熱心であることがわかる.
いくつかの場合では,患者はプロトコルについての経験を持った医師のもとへ長距離旅行をする,そこでを彼らはエックス線,血液テストなどの基線(baseline)を確立して,それらの個々の必要性に適合した治療プログラムを始める.
(経験から,彼らはしばしば患者には問題の多様性があリ,それぞれが特定の治療を必要とする事を発見する.).
これらのドクターは,貴方の地元でのドクターが経口の抗生物質を処方し,必要に応じて静脈注射による抗生物質を与える際の相談に応じる--患者がこの療法の最適の利益を得られる様に.
これは多くの場合上手くいっている.
一般に,リウマチ専門医が処方する投薬は患者が激痛や可動性の不足を克服するのを助けるだけかも知れない事を覚えておくと役に立つ.
尋ねられるとこれらの同じ医師は,しばしばどんな療法もこれらの病気を治すことが出来ないし,彼らが処方する投薬はあなたの症状を軽減するだけであると言うが,抗生物質療法はこれらの病気の原因を治療する.
ほとんどの医師が経口の抗生物質を処方する,又多くの医師はともに経口のものと静脈注射(IV)の抗生物質を処方する.
しかしながら,必要な研究がまだIV療法で行われていないので,数人の医師は此れを処方するのが気が進まないかもしれないしまたは拒否すかもしれない.
その場合,患者に長期にわたる病気があるとかれらはIVを処方してくれる別の医師を探す必要があるだろう.
数人の医師はプロトコルを変えたがるかもしれない,特に抗生物質を与える為の投薬量と日数に関して.
貴方の学習が,このプロトコルに従う様に主張する為の適切な情報を貴方に与える,だからその変更が貴方を診察し,貴方の記録を調べてかつ抗生物質療法に詳しい医師によって成されたのでないなら,貴方は此れを正しく行う様言い張らなくてはならない。数人の医師(特にリウマチ専門医)が抗生物質と一緒に第2列の(second
line)のありふれた毒性の薬品を処方したがるかもしれない;
これはお勧めでない. あなたはどんな薬品も服用を拒否する権利がある.
それはあなたの身体とあなたの人生である. あなたはこれらの毒性の薬品の短期と長期の副作用を学ぶ必要がある.
次の事を忘れないで下さい,プロトコルを理解する医師を持つ事は必須でないが,あなたは抗生物質,NSAIDSなどを処方してくれる医師を持つ必要がある.(訳者注:NSAID=非ステロイド消炎鎮痛薬)
貴方は自分で学ぶ事で,正しいプロトコルに従っている事と処方がプロトコルが必要としているものである事を確信出来る,勿論商品名版の薬で,一般名の薬品では無い事を含めて.
貴方が医師に掛かっていないなら,この療法を新しい患者の為に処方してくれる医師を見つける事は問題が有るかもしれない.
あなたは以下に記載された組織に連絡して,自分の地域の医師の名前を尋ねることができる.
電子メールサポートグループに加入すると,多くの国,市の加入者が何度でも助けてくれるだろう.
オンライン・サポートグループで活発になりなさい.--電子メールのアドレスsupport-request@rheumatic.orgにメールを書き,本文にただ一語SUBSCRIBEと書けば,貴方の電子メールアドレスはメーリングリストに追加される.---(訳者注:現在加入方法は変更されているので,rheumatic.orgのホームページの指示に従って加入して下さい.)
この無料のサポートグループは,多くあなたと同じくらいかもっと苦しんでいるおよそ300人の人々から構成されている.
彼らはあなたの痛み,フラストレーション,問題および心配を理解してくれる.
彼らの多くがすでに回復しており,何人かは回復の途中であり,何人かは他の人より迅速に反応した.
彼らは経験から多くの落とし穴や解決方法を知っている.
ここであなたはあなたの病気についての質問をすればその返事を受け取れるだろう.
あなたは,あなたの質問をして,あなたのフラストレーションをこぼしたり,貴方と比べてこの療法についてまだ経験が長くない他の人を助けるたり,貴方が既に経験した事を実行中で,貴方が与えられる励ましを必要としている人を助けたりする事が出来る.
グループは気配りをする. 彼らはあなたの関心について気にかける.
彼らはあなたの場合に起こる問題への励ましと解決/手引きをあなたに与えることができる.
この療法を出来るだけ早く始めなさい--ある患者達はそれがもっともらしいし,安全であると確信しているのに貴重な時間を浪費して抗生物質療法を始めるのをためらう事がある.
あなたは従来の症状を制御するのだけが目的の療法と病気の源を攻撃するこの治療を比較する事を奨励される.
従来の治療は長期の間ひどい身体的な結果を伴うのに対して抗生物質療法はほとんどすべての医師によって安全であると判断される.
したがって,あなたにはたとえ治療が長期にわたったとしても失うものは何も無い.
他方では,メトソレキセイト,金,プレドニゾン,ペニシラミン,Plaquenilおよび他の標準の薬品の副作用は非常に有害である--いつかのケースでは重要臓器損傷と避けるのがほとんど不可能な化学依存性に導かれる事がある.
この療法から何が予想されるか--プロトコルを始めた頃に,この療法が効果が無いだけでなく全てがより悪くなる様に見えるある短期間の作用を予想しなさい.
あなたは極度に我慢強くなければならない. グループと通信していると,多くの人があなたが持っている症状であなたに先行したことがわかるので,あなたはあなたの健康経路が回復に向かっているのだという望みを辛抱して持つことができるだろう.
他のあらゆる療法と比べると,プロトコルに従うとき,最終の回復率は驚異的である.
首尾よく何百人もの患者を治療した1人の医学博士が,この療法と彼の食餌の指示に従った彼の患者の80%が改善したと述べた.
静脈療法--長期にわたる病気をもった患者は,たぶんこの療法から最適の利益を得るために静脈へのクリンダマイシンを必要とするだろう.
保険が費用をカバーしてくれないならば,これは多くの患者のために問題を提示するかもしれない.
あなたのために彼の費用で投薬と物資を注文するようにあなたの医師に頼むのは無理でないだろう.
あなたは既にオフィス訪問の対価を彼に支払った.
Upjohn社は事前に包装されたIVバッグでクリンダマイシンの900mg.を25のロット単位でおよそ4.00ドルで提供する.
Upjohn社の電話番号は1-800-253-9860である.
あなたの医師はHarvard Drug Supplies社(1-800-875-0123)から管材料(tubing),針および注射器を確保することができる.
看護婦は,IVを投与するためにあなたの家に来ることがでる.
ある患者には家族のメンバーがそれらを投与するのを学で実施する.
医師がどこでも67.00ドルから100.00ドルまでIVあたり請求していて,これはかなりの節約だろう.
新しい患者のためにこの療法を処方する事を受け入れてくれるかれるかもしれない医師を貴方の地域で見つけるには,以下とコンタクトしなさい.
American College
P.O.Box 3427 Laguna Hills, CA 92654
'phone 1-800-532-3688
American Academy of Environmental Medicine
10 East Randolph St.
New Hope, PA 18938 'phone 1-215-862-4544
また,この組織には世界中のこのタイプの医療を開業する医師のリストがある.
あなたは貴方の地区の医師の名前に電話をかけて尋ねることができる.
整骨療法の医師に関しは,ここをクリックして彼らのウェブサイトに接触しなさい.
重篤な又は長期にわたる病気をもった患者にとって,まづ最初にこの療法の使用に経験を積んだ医師に会って,あなたを診察して治療プログラムを計画させるのは賢明なことである.
そしてあなたの地元の医師があなたをモニターすることができる.
以下に記載されているのは,外来の患者を診察する何人かの経験豊富な医師である.
我々は定期的にこのリストを更新するつもりである.
合衆国:
Robert C. Felice, M.D.
Naperville, Illinois - (705) 369-1220
A. Robert Franco, M.D. - Rheumatologist
Riverside, California - (909) 788-0850
Paul F. Howard, M.D. - Rheumatologist
Paradise Valley, Arizona - (602) 443-8400
Eleazer M. Kadile, M.D. - Allergy
Green Bay, Wisconsin - (920) 468-9442
Philip W. Kempf, M.D. - Rheumatologist
Arlington, Virginia - (703) 920-0954
Robert J. Koval, M.D. - oral only
Dallas, Texas - (214) 361-5780
Dr. Judith S. Moore, D.O.
Provo, Utah - (801) 373-8500
Linda Martin, D.O. - Alternative Medicine
Plano, Texas - (972) 985-1377
Joseph M. Mercola, D.O. - Family Practice/
Preventive Medicine
Schaumburg, Illinois - (847) 985-1777
Arlette Pharo, 4200 Westheimer Suite 200,
Houston Texas - 713-626-0505
John R. Sinnott, D.O - General Practice
Ida Grove, Iowa - (712) 364-3302
David E. Trentham, M.D. - Rheumatologist
Boston, Massachusetts - (617) 735-2560
H. H. Whitman III, M.D. - Rheumatologist
Wachung, New Jersey - (908) 769-0100
オーストラリア:
Dr. Robert Hanner,
593 Whitehorse Rd., Mitcham, VIC 3132.
(03) 9874 8777.
Dr. Geoffrey Kemp,
681 Burke Rd., Camberwell, VIC 3124.
(03) 9882 1366.
イギリス:
Dr. G.A.W. Hornett The Surgery
Wonersh Guildford Surrey
England, GU5 OPE
***他の医師の名前と連絡先はcadlard@rheumatic.orgに電子メールで問い合わせて下さい***